michaelmg's diary

経済や投資関係をメインに自分なりの意見を共有できたらと!

『書評』学びを結果に変える(アウトプット大全)

こんにちは!

 

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 

昨日は関東を中心に雪が見られるなど、日本が全体的に寒く天気が悪かった印象です。

 

それと、自粛ムードと日曜日ということが相まって、家にこもっていた方は多かったのではないでしょうか?

 (そんな私は一日中バイトでしたが…笑)

 

そんなときは是非、読書をおすすめします!

 

自粛ムードだから家にいなきゃいけないのはわかっていても、自堕落な生活ばかり送っていては皆さんの有限な時間がもったいないです…

 

こういうときこそそれを逆に利用して、学習して教養の幅を広げ、他人との差をつけましょう!

 

ということで今回は書評になります。

 

今回ご紹介する本は

 

アウトプット大全

 

という本です。

 

この本から得られることや、内容のご紹介を端的にしてみたいと思います。

 

それでは本題へどうぞ

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この本を手にとったきっかけ

はい。本の表紙にも書いてあるとおり

学びを結果に変えるとともに、説明や、アイデア力を最大化したかったからです。

表紙って結構大切ですよね…

 

インプット、アウトプットとは?

 

最初に、インプット、アウトプットの定義だけ説明しておきます。

インプット

脳の中に情報を入れる、聞く、読むなどが当てはまります。

アウトプット

脳の中の情報を処理して、外界に出力する、話す、書く、行動するなどが当てはまります。

 

できる人はアウトプットを重視している

インプットだけでは自分の脳内の知識が増えるだけであり、現実世界には何も影響がないのです。

これって当たり前のことなのですが気づいてない人は多いです。

 

脳神経の爆発的ネットワークは20歳前後を境に終了してきます。

 

子供の頃は何でも聞いただけで覚えられたかもしれませんが

 

大人、大人になっていく我々はもうアウトプット中心じゃないと全く頭に情報が残っていないのです。

 

ビジネスマンの9割はインプットで満足している人がいるそうですが、

それって非常にもったいないですよね

 

もっと自分の脳は優秀なのに、その効果を発揮できずに効率の悪い方法でみんな頑張っているのです。

 

インプットしたら、一緒にアウトプットをしてあげる。

 

そうすることによって、脳が重要な情報だと認識し、初めて長期記憶に保存されて、現実へのアウトプットが可能になって来るのです。

(インプット、アウトプットの黄金比は3:7)

 

現実を変えるのはアウトプットだけ

先程の内容と少しかぶりますが、大切なことですので今一度、詳しく説明したいと思います。

 

インプットするだけでは自分の脳内に一時的に変化が起こるだけであって、アウトプットをして初めて現実世界に影響を与えるのです。

 

つまり、どれだけ多くのことを学ぼうとも、それを全く使わないのであれば何もなかったことと一緒になるのです。

友人に話す、実際に行動に移すだけでもそれは現実世界に影響を与えていますし、

記憶もより強固なものとなります。

 

これを意識するだけで、ついてくる結果は全く違うということに気付いてほしいです。

これは勉強に関しても同じことがいえます。

 

教科書を読むだけではなく、問題集を実際に解く、友だちに教えると言った外界に影響を与える行為をしてあげるのとあげないのでは、長期的に見て雲泥の差ができますよ。

 

脳科学に裏打ち付けられた根拠

ここまで読んでくださった方の中には、

このアウトプットのメリットが裏打ち付けられる根拠

が知りたい方もいるかと思います。

 

じつは私もその口でして、基本

 

科学的な根拠がないことは全く信じない主義

 

ですので、これは本当にありがたいです。

 

具体的にいくつかご紹介させていただくと、

アウトプットは共通して、体を動かしていますよね?(話す、書く、行動etc)

 

これは運動神経を使う運動性記憶と呼ぶのですが、

 

筋肉や腱を動かすことによって、小脳を経て海馬という場所を経由し、大脳連合野に蓄積されていきます。

 

小脳という場所を経由することによって回路がより複雑なものとなり、

忘れにくくなるというメカニズムがあるのです!

 

また、それぞれのアウトプットを行うときも、いかに行ったほうが効率的かを科学的に紹介してくれています。

話す

会話をするときは、アイコンタクトとポジティブな内容のものを心がけることによって記憶を増強させる効果を持ってる。

 

これは、

・ネガティブな内容であるとストレスホルモンのコルチゾールが分泌され、認知症のリスクが3倍に上がること。

 

メラビアンの法則によって言語的な内容はわずか7%しかなく、視覚情報55%、聴覚情報38%ということが明らかになっている他、アイコンタクトで幸福物質のドーパミンが分泌され、記憶を増強させることが期待されていること。

 

などが根拠になっています。

書く

より多くのことを書くことで脳幹網様体賦活系が刺激されて、脳全体が活性化状態になることでより記憶の強固化が期待されていること。

行動する

これは当たり前ですが、実際にこれらのことを確実に行動に移すこと。

 

このようにしてアウトプットを行えばよいという明確な指標を持っていくことは大切ですよね!

 

ここまで読んでくれたあなた!ありがとうございます!!

おわりに

努力を効率的に結果に変えたい、その一心で手にとったこの本ですが、

結論から言うと、

 

十分すぎるくらいその価値があったと思います!

 

目的に対しての的確なアプローチのメソッドや、モチベーションの維持の方法までが脳科学的に網羅されている一冊であるかと思います。

 

この本の情報を持っているか、使いこなせるかで、目的達成までの時間やお金がかなり変わってくると断言します。

(目標も大きさにもよりますが…)

 

また、本自体も各項目ごとに細かく説明が別れているため、大変読みやすかったです。

 

本を読むのが苦手な方にもおすすめできます!

 

まだまだここではご紹介できなかった有用な情報や、具体的に作者である樺沢紫苑さん自身は何を実践しているのか、1日のスケジュール表などが記載されているので、

ぜひ見かけたら手にとってみてください!

 

それでは今回はこの辺にしておきます

 

あなたの未来が今日から変わることを願っています。

 

またね!